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2006-4-13
富士通南大ソフトウエア技術有限会社


富士通南大ソフトウエア技術有限会社SEI CMMI (1)Level 5を取得


南京,2006年4月13日 — 

 CMMI Level5本審査達成証明書
CMMI Level 5

放大

2006年4月13日午後、南京富士通南大ソフトウエア技術有限会社総経理北岡正治は、日本SEIのリーダアセッサの資格を持つ古井丸一義氏から、CMMI Level5本審査(2)達成証明書が手渡されました。会場には大きな拍手が響きわたり、人々は笑顔に包まれました。この記念すべきシーンはFNSTの人々の記憶に残るでしょう。この発表会により、南京富士通南大ソフトウエア技術有限会社は江蘇省外資系開発リサーチセンターのうち、初のCMMI Level5資格取得に至ったことが宣言されました。

このような歓喜は2003年12月及び2004年12月にも見られました。2002年末、当社ではCMMモデルを導入することにより、持続的なソフトウエア開発プロセス改善を推進することが組織戦略として取り上げられました。この戦略を推進するために、長期的な推進体制を確立した上、日本のリーダアセッサ古井丸氏にプロセス改善に関する指導を依頼しました。FNST全社員一丸となり、日々の努力を重ねた上、2003年12月にCMM Level3認定を、2004年12月にCMM Level4認定を達成することができました。

困難を克服 トップを目指す

さらに、FNSTではこのような段階的な成果やこれまで取得した成績に満足するのではなく、資格の取得を契機に、新しい年度のプロセス改善計画を作成するようにしています。アセスメントで発見された改善機会に向け、改善計画には従来のプロセスに対する改善策、及びさらなる高いレベルへチャレンジする目標を盛り込んでいます。

特に2004年初よりCMM Level4への取組みに向けて、ソフトウエア開発プロセスと生産物品質について、主観的な感覚による定性管理から、客観的なデータに基づく定量管理へ移行する必要がありました。定量管理を導入することで、より確実、より的確なソフトウエア開発プロセス管理に改善し、また、開発プロセスの真の欠陥を早期に発見すること、その上で定量的な分析を踏まえてソフトウエア開発プロセスの改善をしていくことが可能になりました。

ソフトウエア開発に対して定量管理を実施するのは、世界各国のソフトウエア業界にとっても真の挑戦と言えます。2004年初より、FNSTは 「全員参加、自己改善」の趣旨のもと、外部指導及び内部検討を経て、ソフトウエア開発の日程、規模、品質等に対する定量管理を実施することを明確にしました。自社でソフトウエアプロセス統合ツール(SPIF,Software Process Integration Framework)を開発し、定量データの記録、保守と分析作業に支援しています(現在、本ツールはCMMIモデルのプロセスアリア(PA)の大部分に対応可能です。また、中国の蘇州方舟技術有限会社がCMMI Level2の認定を取得したことには、本ツールが大きな役割を果たしたと評価できます)。FNST全社員の参加と努力の結果、当社は2004年12月にCMM Level4を取得しました。

2005年1月に、FNSTでCMMプロセス改善推進を担当する蔡志旻部長助理と王毅峰主任は日本富士通ソフトウエア事業本部で開催された「中国の開発品質」をテーマとする情報交流会に参加し、FNSTのプロセス改善及び品質改善の状況や経験を紹介しました。そのアピールは大いに評価され、情報交流会に出席の富士通本社の方々にインパクトを与えました。また、その際、日本で古井丸一義氏と会談を交え、2005年よりFNSTはCMMモデルからCMMIモデル(3)へ移行し、直接CMMI Level5に挑戦しようと新たな方向が位置づけられました。

全員参加、日々改善

この新しい取り組みに向け、FNSTは北岡総経理を代表としたプロセス改善委員会を発足しました。「全員参加、日々改善」という新らた趣旨のもと、SEPGグループはCMMIモデルについての学習・検討を指導・監査していました。そのうえ、CMMI推進活動の担当者は訪日し古井丸一義氏と対面の確認・検討を行いました。約半年の努力を重ね、SEPGグループがCMMIモデルについて理解を深めた上(特にCMMIモデルからCMMモデルへの差分に関して)、FNSTの組織開発規範の改版や社内での関連教育とプロセス改善活動を開始しました。

CMMIプロセス改善を展開すると同時に、FNSTの開発者全員向けにモチベーションを向上させるための褒章活動を行いました。「最優秀議事録」、「最優秀コード」、「最優秀提案」などにより、開発者の作業意欲と品質向上へのやる気を大いに引き上げることができました。

CMMI5

「創造、信頼、挑戦」

古井丸一義氏が2005年10月に訪中し、当社で1週間の教育と現場指導を実施したことにより、FNSTの現状を見つめ、CMMI Level5達成するための問題事項を明確にすることができました。それに基づいて改善計画の修正・調整をした上で、継続的にプロセス改善活動を推進していました。その後2006年1月に古井丸一義氏が再訪中し、FNSTで予備審査(Readiness Review)を実施しました。また、4月に本審査を行う日程を決定しました。

2006年3月27日から4月13日までの約3週間で本審査が行われ、古井丸一義氏をリーダとして南京大学の専門家及びFNSTメンバを加えた8名体制のアセスメントチームが構成されました。大量の開発生産物とドキュメントのレビュー、10回の面接(interviewee約20名)を経て、アセスメントチームがさらに1週間の分析・議論を行いました。その結果、FNSTはCMMI SW/SEで規定された21個のプロセスアリア(PA)の要求を満たしていると判断し(注:一部のPAは審査対象外)、CMMI Level 5を達成していると正式に発表しました。

北岡総経理がアセスメント結果発表会の席で、以下のような談話を発表しました。
― 「ソフトウエア開発プロセス改善を通して製品の品質向上させるのは、FNSTの一貫した戦略です。2002年下期からCMM/CMMIモデルを導入し始め、2003年12月と2004年12月にCMMレベル3とCMMレベル4を達成し、今回さらにCMMIレベル5を取得したのはプロセス改善の大きな成果と言えます。」
― 「FNSTはこれからも「創造、信頼、挑戦」の会社理念のもと、プロセス改善、技術教育、及び要員の配置管理と動機付けを継続的な行うことで、当社のトータル発展を成し遂げるように努力していきます。また、「顧客満足度を向上させるとともに、良好な経営効率に基づいた当社の成長を求める」のビジネス目標を実現していきます。」

これまでの開発プロセス改善活動を通して、FNSTでは貴重なプロセス改善経験、詳細なプロセス改善データを蓄積しているほか、豊富なノウハウを有したプロセス改善活動の中堅メンバも育成されつつあります。FNSTは、これらを活用し、2006年にプロセス改善経験に関する書籍を日本で出版することとなっています。また、SPIFツールをさらに改善し、SEI認定のリーダアセッサと連携して中国または海外の業界の方々にCMMIプロセス改善に関する支援を提供したいと考えています。


用語さらに 

CMMIとは:
CMMI(Capability Maturity Model Integration:能力成熟度モデル統合)は、米国国防省がスポンサーとなり、産業界の協力も受け、米国のカーネギーメロン大学ソフトウェアエンジニアリング研究所(CMU/SEI)によって開発されたプロセス改善モデルです。 CMMIモデルにおいて、ソフトウエア開発プロセスの成熟度をレベルの低いほうから高いほうへ、「初期」、「管理された」、「定義された」、「定量的に管理された」、「最適化している」という5段階に分けています。
CMMIでは、4つの区分、プロセス管理/プロジェクト管理/エンジニアリング/支援にグループ化されたプロセス領域ごとに、ベストプラクティスが体系的に整理されています。CMMIモデルは、プロセスを開発/改善するときの手引きとして活用できます。CMMIによるプロセス開発/改善によって、品質や生産性の向上、コスト削減等の成果が多数報告されており、 CMMIの利用は世界的に大きく増加してきています。
CMM/CMMI審査(アセスメント)とは:
アセスメンとトは、ソフトウエア開発企業がこれまでのプロセス改善活動で、プロセスに対する制御・管理能力や状況を客観的な証拠に基づいて評価することです。すぐにフィードバックすると同時に、事業目標に照らして、組織として更にどこに重点を置くべきかを教えてくれます。
南京富士通南大ソフトウエア技術有限会社が江蘇省外資系IT研究開発センターのうち、初めてCMMI Level5を認定されたソフトウエア開発会社です。
CMMIモデルとは:
CMMIモデルはCMMモデルを基礎として更新と拡張を加味したもので、ソフトウエア開発及びシステム開発における技術、要員とプロセスの3つの要素を統合し改善していく方向性を、より完全化したものです。また、CMMモデルに比べ、CMMIモデルではソフトウエア開発とシステム開発全般の各プロセスは、細部まで定義と基準が明確にされた上、V&V(検証と妥当性確認、Verification and Validation)や決定分析(DAR, Decision Analysis and Resolution )などが新規追加されています。

南京富士通南大ソフトウエア技術有限会社

南京富士通南大ソフトウエア技術有限会社は1999年に日本富士通社(株)と南京大学と共同出資で設立されたソフトウエア技術合弁会社で、富士通ソフトウエア事業本部が中国で設立した唯一の基盤ソフトウエア開発センターでもあります。業務内容にはLinux大型サーバ用ソフトウエア、富士通サーバの格納設備と試験用ソフトウエア、富士通サーバのミドルウエアに関する開発とサポート作業、組み込みソフトウエア開発などが含まれています。
如需更多资讯,请浏览:http://cn.fujitsu.com/fnst/